挑戦STORY

vol.1 新商品への挑戦

2017年8月、人気テレビ番組とのコラボ企画によって新メニューが生まれた。
テレビ放映日の翌日から全国販売という難しいミッションに挑んだプロジェクトの舞台裏に迫った。

バックグラウンド

はなまるにオファーが届いたのは、ある番組の人気企画。過去に社内でボツになったメニュー5品の中から1品だけを復活させるというものだった。ゴールデンタイムの露出によって認知が増えると判断し、商品開発を中心に広報、バイヤー、そして番組プロデューサーも参加したプロジェクトチームが結成された。

  • 1

    プロジェクトメンバーと綿密な戦略会議を

    当時の商品開発担当は2名。年間で約300のボツメニューが生まれていた。その中からピックアップした15品を元に「どうすれば盛り上がるか?」「売れるか?」「おもしろいか?」「話題づくりになるか?」「喜んでいただけるか?」といった視点から最終的に5品まで絞っていった。プロジェクトメンバー内でも、もちろん意見が分かれる。相当な時間をかけた熱い議論の末に勝負の5品が決定した。

  • 2

    過去のオンエア内容から市場調査を敢行

    その番組で過去に放送された他社のコラボ商品を徹底的に分析し、今回のコラボ企画によって「どれくらいの社会的影響度があるか?」「選ばれたメニューを店舗で再現できるか?」などを調査。その結果を商品開発に落とし込み、5品をブラッシュアップしていった。

  • 3

    原料調達会議&サプライヤーとのシビアな商談

    この企画で最もチャレンジングだったのが、エントリーしたメニューの中からタレントが“やらせなし”で選んだメニューが放映日の翌日から全国販売されるという部分。舞台裏では400を超える全国の店舗数分の「食材の発注数と納期」「店舗販促物用撮影」などを行う必要があった。調達会議を重ね、サプライヤーとのシビアな交渉を行うことで、この難局を乗り切った。

  • 4

    商品戦略会議にて社長と役員が試食

    商品戦略会議に出席したのは社長や役員を含む約30名。「ターゲット/ニーズ/ウォンツはどこか?」「商品コンセプトは?」「ベンチマークするべきは?」「値段や量は適切か?」そして「おいしいか?」で、苦心して手がけてきた5つのメニューが判断された。この会議での試食&プレゼンテーションによって、テレビ収録に臨むことが決定された。

  • 5

    いよいよ本番!命運をかけたテレビ収録へ

    収録では、その場で調理をして出演者に食べていただくという流れのため、事前に抜かりのない準備が必要だった。「緊張してうまく作れないのではないか…」「うまく喋れないのではないか…」といったさまざまな不安があったが、「この商品の魅力が伝わればそれだけでいい!」と、最後には腹を括った。収録本番はなぜか緊張せず、出演者がおいしそうに食べている姿を見ることができた。

  • 6

    そして生まれた「ビリビリサンラーうどん」

    5品の中で選ばれたのが「ビリビリサンラーうどん」。玉子あんかけをベースに、しいたけ、細切り竹の子、青ネギをトッピング。そこに疲労回復や食欲増進にいいと言われている「大麦芽黒酢」を加え、さらに“ビリビリ”する花山椒や唐辛子をブレンドした特製の辛味調味料によって暑い夏に食欲をそそる辛さに仕上げたメニューだった。
    そして全国販売が開始!情報解禁が当日のため、異例の深夜0時に「ホームページ掲載」「各店舗へどの商品が販売になったかの業務連絡配信」となった。

アフターストーリー

テレビ放映直後から、番組に出演した商品開発担当者には知人や取引相手など各方面から連絡があり大反響。SNSに「ビリビリサンラーうどん」のコメントを掲載してくれる多くのお客様も現れるなど、人気番組とのコラボレーションの影響は凄まじかった。
商品開発の仕事には、多くのプロセスや苦労、失敗がつきものだ。しかし、そこから得られる達成感や乗り越えたチャレンジは、かけがえなのない経験やスキルとなる。

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